さてやってまいりました,ネメシス専用記事

今回は古代の増幅器について語りたいと思っています。
今回の記事を書いてみて意外だったのが,計算上,重力戦士に進化を切ると,きちんとドローソースとして働くという点でした。それ以外にも,構築にも使える考え方が今回見つかったと思います。
書いた意味があった。


まずは効果から

カウントダウン 3
自分のターン終了時、アナライズアーティファクト、エンシェントアーティファクト、ミスティックアーティファクト、レディアントアーティファクトの中から、ランダムに異なる2枚をデッキに加える。

合計で6枚,ランダムにカードを突っ込みますね。

私は以前から,「このカードをプレイすることによって,欲しいカードが引けなくなるんじゃないか」と考えていました。
数値を交えて考えていきたいと思います。

①一枚あたりのドロー減速
大層なタイトルですが,要はアーティファクトを突っ込んだらどれくらい元々デッキにあったカードが引きにくくなるのか?という話です。

まず,2/1,2/3,4/3の3枚のアーティファクトは,ファンファーレもしくはラストワードで一枚引きますので,仕込んだとしても最終的には±0です。
問題は3/1突進のアーティファクト。仕込まれた時点で確実にドロー速度が-1されます。

※2018/2/22 追記
3/1突進アーティファクトについてなのですが,あくまでドロー的に弱くなるだけで,2pickではかなり強力かつ,引きたいカードであることは揺るぎないです。先日の記事ではその点について触れずに書いてしまい,申し訳ございませんでした。
以後の記事は,かなりドローに寄った考え方であることを踏まえた上で見ていただけるとありがたいです。



で,アーティファクトがランダムにデッキに加えられた場合,一枚当たりのドロー減速の期待値は
{-1+(0×3)}/4= -0.25

よって古代の増幅器によるドロー減速は
-0.25×6=-1.5

つまり,古代の増幅器が発動しきった後,デッキに元々存在したカードのドローが平均1.5ターン遅れると計算上は考えられます。
実際はどの位置に仕込まれるかで変化するでしょう。しかし確かめようがないので排除して進めます

ちなみに,この考えは肉球砲の打ち手などにも適応できます。
プレイすれば,ドローが-2ターンされるんですね。
で,③から本格的に考えていくのですが,このドロー遅れをどうにかして補わないといけないんですね。ここが難しい。


②一枚あたりの平均マナ
また,アーティファクトは何も0コスではありません。きちんとマナを払ってプレイをする必要があります。
1コスが2枚,3コスが1枚,4コスが1枚なので

(1+1+3+4)/4=9/4
       =2.25(一枚あたりの平均マナ)
6枚仕込むので
9/4×6=27/2
    =13.5

つまり,古代の増幅器を使うと,本来使うはずのない(デッキに元々なかった)アーティファクトをプレイするために,平均13.5マナを使う必要があるんですね。(・・・でかくね?)
まあこのデータは,おまけみたいなものと考えてもいいでしょう。


 ③アーティファクトを引くカード
で,ここからが本題。ネメシスには,普通のドローカードの他に,アーティファクト専用のドローカードが存在します。

ブロンズ
3コス 静謐なる歯車
4コス 重力戦士
6コス 黒鉄の兵士
8コス エアシップホエール

シルバー
2コス イカロス
3コス 熱狂の機兵

レジェンド
5コス ハクラビ
     異界転送
     スピネ
6コス デウスエクスマキナ
8コス クロノス

ブロンズから考えていきます。
※Nは考慮するとクッソややこしいので,今回は省きます。

なお前提として,1ターン目に古代の増幅を使って,6枚山札に仕込んでまだアーティファクトを引いてないと仮定します。(ここ大切)


 ブロンスカードのドロー加速
3コス 静謐なる歯車
4コス 重力戦士
6コス 黒鉄の兵士
8コス エアシップホエール

・静謐なる歯車
このカードは,純粋に2~4枚ドローできますね。平均ドロー枚数を3としておきましょうか。
仮に3ターン目にプレイして,先行の場合,6枚のドロー,増幅器によって6枚仕込むので山札は30枚。
その内6枚のアーティファクトは引いたとしても0.75枚のドローとしてカウントするので,一枚あたりのドローは(1×24+0.75×6)/30=0.95
よって,3ターン目にプレイしたと仮定するならば,歯車の平均ドローは2.85枚

・重力戦士
まず,ランダムに2枚仕込んで1枚引くので,仕込んだ時点では
-0.25(古代の増幅器と同じ理論)×2=-0.5

で,一枚引いてくるんですが,引いてきたアーティファクトのカードのドロー期待値は
1-0.25=0.75(実際は,条件によって前後します,が,ややこしいので無視します´・ω・`)
よって,
0.75-0.5=0.25

すごくややこしくなりましたが,重力戦士に進化を切ると,平均で0.25のドロー加速ができます。
重力戦士は進化さえ切れれば,計算上はドロー加速が可能なんです。(違和感あるなあ)
 
・黒鉄の兵士
単純に一枚引いて,引いたアーティファクトの平均ドロー期待値が0.75なので
1×0.75=0.75
平均で0.75のドロー加速ですね。

・エアシップホエール
基本的に共鳴で使うと思うのですが,今回は平均して1.5体のアーティファクトが出てくると考えます。
ただし,4/3疾走は出てきません。よって3枚の中から選ばれるのですが,3/1突進がドローできないので,一枚当たりのドロー期待値は2/3≒0.66

2018年2/22追記
3/1突進および,2/3カードのファンファーレが発動しないので,ドロー的には2/1しか影響しません。
よって,1/3ドローと考えて(ここ微妙なんですが,このまま行きます)


1.5×1/3=0.5
平均で,0.5のドロー加速です。

※以下書き直しあり

で,ネメシスのブロンズカードは全部で25枚なので,ブロンズ一枚あたりの平均ドロー加速は,

(2.85+0.25+0.75+0.5)/25
=0.174


ブロンズカードは,12枚ピックすることができます。
よって,ブロンズ群の平均ドロー加速は,古代の増幅器を使っていると仮定して

0.174×12≒2.1

ブロンズ群の平均ドロー加速は,平均で2.1枚・・・(A)
古代の増幅器の-1.5と相殺して,ブロンズカードのみで大体0.5枚強のドロー加速が見込めます。

⑤シルバーカードのドロー加速
シルバー
2コス イカロス
3コス 熱狂の機兵

・イカロス
この子は完全にドローを遅らせるので,今回は扱わないことにします。(それに計算がややこしい・・・)

・熱狂の機兵
1枚ドローするので,
0.75=0.75

シルバー枠は16枚なので,一枚あたりのドロー加速は
0.75/16≒0.047

シルバーは6枚ピックできるが,古代の増幅器を1枚ピックしている仮定なので,残り5枠を考えると
0.047×5≒0.23

よってシルバー枠のドロー加速は,平均で0.23枚・・・(B)

⑤レジェンドカードのドロー加速

レジェンド
5コス ハクラビ
     異界転送
     スピネ
6コス デウスエクスマキナ
8コス クロノス

デウスエクスマキナ及び,クロノスは一旦保留して話を進めます。

・ハクラビ
このカードもエアシップと同じく,平均で1.5枚ドローとして考えます。
よって1.5×0.75=1.125

・異界転送
単純に一枚ドローなので,
1×0.75=0.75

・スピネ
ややこしいですが,アーティファクトドロー1枚とここでは考えます。
1×0.75=0.75

レジェンドカードは,マキナとクロノスを抜くと18枚なので,
(1.125+0.75+0.75)/18≒0.15

合計4枚引くので,0.15×4≒0.6

よってレジェンド枠のドロー加速は,平均で0.6枚・・・(C)


⑥結果
2018/2/22 書き直しあり
よって,Nを除いた古代の増幅器の下でのドロー加速は,
(A)(B)(C)および古代の増幅器の減速分-1.5より,
2.1+0.3+0.6-1.5=3.0-1.5
          =1.5

よって,古代の増幅器を用いた場合の平均ドロー加速は1.5枚


一方で古代の増幅器を用いず,アーティファクトを仕込まない状況下を仮定する。
ドローソースは静謐なる歯車のみ
今回の仮定では,純粋に平均3枚をドローすることができる。
ブロンズは25枚であるので,一枚平均は
3/25=12/100=0.12

12枚ピックで引くことができるので,
0.12×12=1.44

よって,古代の増幅器がなく,アーティファクトを一枚も仕込んでいないと仮定した時の平均ドロー加速は1.44枚


⑦考察
ややこしすぎる・・・!
筆者は何を考えてるの?馬鹿なんですかね?そもそもお前,その計算あってるの?
・・・まあ,それは置いておきましょう。

結論から言うと,断言は一切できませんが,古代の増幅器はマキナ及びクロノスをピックしていなくても,きちんとデッキは回ると考えられます。(ただし,サーチ系はしっかり取る前提)


そんなことより,今回この記事を書いて実りがあるなと思ったのは,ランダムアーティファクトカードを仕込むという行為がどういった意味を持つのか?ということです。

まず,ランダムに1枚加えると言う行為が,平均して0.25枚ドローを遅らせるということは,当たり前のようで気づかなかった部分でした。
で,そのランダムアーティファクトを1枚引いてくる行為は,1枚ドロー加速するのではなくて,0.75枚ドロー加速する,そもそも加速という行為につながるんだということに初めて気づきました。

そして,魔鉄の獅子,鉄杖の機構士,鉄鋼の拳闘士がいかに壊れているか,ということも認識できました。
言い換えるなら
魔鉄の獅子=「2/1のフォロワー付き知恵の光」を2枚生成する。
鉄杖の機構士=「ドロー付きグリム」を2枚生成する
鉄鋼の拳闘士=「ドロー付き常時疾走ダークジェネラル」を2枚生成する
ことと同じこと(当たり前ですが・・・)

しかもこの3枚,マナ的なロスやドローにタイムラグはあるものの,手札的には仮にサーチしなくてもテンポロスを一切していないのが壊れすぎている。

次のパック次第では,本当に壊れてしまうクラスになりかねませんね。

ピックのランキングも今後修正すると思います。この3枚は,間違いなく評価5にします。
(少なくとも私の評価では5で揺るぎません)


で,気になるであろうマキナの記事なのですが,また今度と言うことにしておきます。
そもそも,検証の仕方がまったく思いつきません。
実際問題,マキナがいなくてもネメシスというデッキは十分回るし,強いと個人的には感じています。
しかも,まあまあの頻度でデッキ切れ負けをするのが個人的にあまり好きではないです。

検証方法を思いついた方は,ご一報ください。
できれば,検証も手伝っていただければ幸いです。
ではこの辺で。
凄まじく長い文章に付き合って頂き,ありがとうございました。





過去の記事

データで見るpart1

各リーダーpick性能part1

ケアすべきカードpart1

ピックの基本part1

全カード評価part1

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