本当にお久しぶりです。筆者の賀茂茄子です。本記事は「リナセントクロニクル・アディショナルカード追加後(イザベル追加後)」の時期に書いています。

 本ブログで紹介するアンリミウィッチと言えば超越、という感じでしたが、本日は疾走ウィッチについて記述します。なぜこのアーキタイプをチョイスしたかと言うと、現時点で間違いなくアンリミウィッチ最強のデッキだからです。では参りましょう。

 ※実際回すところを動画に取りたかったのですが、ちょっと体力が無くて・・・。そこは申し訳ないっす。

0)サンプル構築
 本記事で扱うサンプル構築は、以下のようになります。詳しくは後述しますが、
 ・イザベルの追加
 ・虹の輝きカオスウィザードが無い
 以上が大きな特徴になります。
a
サンプル構築

1)疾走ウィッチの特徴
 昔からシャドバをしている人には不必要かもしれませんが、念のため解説を。
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●特徴
コストを軽減する(踏み倒す)カードを主軸に戦う、スペルウィッチの1種。
・キル速度はミッドレンジ。(平均6キル)
・疾走やバーンなど、直接ダメージによってキルを狙う。
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有利な点と不利な点は以下の通り
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●有利な点
・コスト踏み倒しにより、1ターンあたりに使えるカードが多い
特定のカードが引けなかったから負け、という事があまりない(群で戦うデッキ)。
・直接ダメージが非常に多く、細かく打点を刻めるため、ダメージカットに強い

●不利な点
・スペルブーストカードを多用するため、高コストカードが かさばり、事故りやすい
  ⇒逆に普通のスペルカードが集まりすぎる場合もあり。
強い展開をきれいに返された場合、逆転が難しい
  ⇒手札のカードを1ターンで大量に消費するため、次ターンのリカバリーが厳しい。
・全体面有利デッキため、相手に合わせてマリガンや手札回しを変えなければならず、難しい。
アミュレット主軸デッキに弱い
  ⇒虹の輝きでしか触れないし、今主流の構築からは抜けている。
高スタッツカードの連打に弱い
  ⇒確定除去が無いので、骸の王系統デッキが天敵。
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 以上。では次にイザベルについて解説します。



2)イザベルは、疾走ウィッチが欲しかった全てを持っている
 新カードのイザベルですが、もう強いとか言うレベルではありません。居酒屋で酒を飲みながら考えたとしか思えない、調整ミスカードです。
 なお本体能力はアンリミ環境ではクソ弱いので(緊急時にはしぶしぶ使いますが)、省略します。


①ユニオンマジックは最強カード
 イザベルを最強たらしめているカード。本当に強いです。なんでこれが1回目の融合で手に入るのか、理解に苦しみます。
 このカードの追加により、ウィッチの天敵であった自傷ヴァンプに不利では無くなっています

【使ったスペルの数×2点のダメージをランダムで与える】
 自傷ヴァンプを筆頭とする横展開系デッキに刺さります。大体3ターン目に放つことが多く、その時には大抵2点×3面くらいまで発動します。
 
 特にマジックミサイルなどと組み合わせてフラウロスを取れるのが超絶偉い。このカードによって序盤の盤面処理が可能になったので、「虹の輝き」を採用するメリットが薄くなりました
 以前までのウィッチ最強カードやったのに、時代の流れは速いんやなって。
実質1マナ2点AOE ランダムなので対象を選ばないのも最強


【7種類のスペルを使うと、1+5コストで10点バーン+10点回復】
 この効果、アンリミでは発動しにくいと思っていましたが、ところがどっこいめちゃめちゃ発動します。適当に回していても、6ターン目に体感7割くらいの確率で発動します。少なくとも7ターン目で発動しなかったことは、今まで無いです。
 
 従来のスペル疾走は最後のライフが厳しい場面があったのですが、このカードのおかげでそれが解消してしまいました。
アンリミ全てのカードと比較しても、トップクラスに強いバーンカード


②融合により、不要な手札を流せる
 本デッキは高コストフォロワーを大量に詰め込む関係上、「このカードが今手札に来ても使えねえよ!」という状況が多発します。
 またAFネメシス等の "自分の場にフォロワーを展開すると、逆に不利になる" 対面などでは、0コストになったフォロワーですら手札で腐ります。

 それを扱いやすい1マナスペルに変換できるイザベルは、スペルウィッチの長年の弱点を補って余りあります。手札が溢れるのを防ぐのもめちゃめちゃ偉い。
融合によって、不要札をリサイクルできる 疾走ウィッチが最も求めていた効果


③ただし、ちょっと弱点もある
 イザベルの融合は非常に強いのですが、ウィッチフォロワーを素材にするため、むやみやたらと融合するのはNGです。欲しかったフォロワーを自ら潰してしまえば本末転倒
 というかこのカード、融合するたびに生成するカードが弱くなっていくという異色のカードなので(筆者的には ユニオンマジック>>>>>知恵の光>>紅蓮の魔術)、1枚目さえ手に入ればOKという概念を持つべきだと思います。

 だってそうでしょう?
 知恵の光を1枚手に入れるために、2枚のフォロワーを潰すんですよ?
 紅蓮の魔術を1枚手に入れるために、3枚のフォロワーを潰すんですよ?

 状況にもよりますが、あなたのデッキには気軽に融合できるくらい弱いフォロワーは入っていないはずです。ここは強いカードのみを集めてデッキにした、アンリミテッド環境なんですから。
薬研のイラスト
強いカードをむやみやたらと潰すのはNG



3)デッキに入れたカード
①確定枠
 確定枠は以下の通り。皆さんこれらのカードは大抵入れると思うので、短めの解説を。
b
3×9=27枚 残り13枚

●1マナ
・知恵の光
 解説入る?と言うくらいのウィッチ最強カード。1マナ1ドロースペルが弱いわけない。
・ナイフトリック
 エンスナのほぼ上位互換。非常に柔軟性に富むカードで、盤面掃除やダメージソースになり、2スペルブースト進められる。

●2マナ
マジックミサイル
 いつも抜くかどうか迷うのだが、結局無条件2マナ1ドロー系の中では最強。相手の顔面にも放てるので手札で腐らないし、ユニオンマジックと合わせて3点を刈り取れるのがめちゃくちゃ便利。
・クラーク(実質2マナ)
 1枚で2スペルブーストを分割して行えるので非常に便利。3点バーンも強い。ただ後半腐りがち、その時はイザベルで流す。

●3マナ
・イザベル
 散々語ったので省略。

●5マナ
・運命の導き
 最強。

●7マナ
・魔法剣
 重いが+2/2スタッツは流石に強い。このカードが無いとリーサルに届かない。

●疾走系
 「刃の魔術師」と「真実の狂信者」を疾走枠として投入。前者は実用的なスペブ疾走最小コストなので採用、後者は9マナと重いがスタッツが非常に優秀なので採用。
 "双刃の魔剣士"は8マナと重い割に刃と攻撃力が変わらず、盤面除去はイザベル等の他カードで補えるのでOUT。


②現在の環境に即した選択カード
 選択カードは以下の通り。
c
3×4+1=13枚


①ルーニィ
 ルーニィは確定枠では無いと考えます。ただし現環境では必要なので3枚採用。
 素でスペルブースト1回、2コストで1ブーストすれば1枚ドロー、4で盤面処理、7で回復 盤面処理 バーン、10稼げれば3枚生成できるという能力モリモリフォロワー。
 特にアグロ系デッキに刺さり、このカードだけで勝てたという試合もあるくらいです。

 ただし疾走ウィッチを使うにあたり、バーン効果が出るまで少々時間がかかりすぎです。7はアンリミでも発動に5ターンはかかります。
 さらにこのカード、どこまで行っても2マナ3点火力と言うのがうーんと言う感じ。10スペブまで行ったら0マナでプレイできるようになりませんか?
もっと強い2マナフォロワーが出たら抜けると思う 今は投


②石英の魔女
 このカードを抜いた構築を回してみましたが、今の環境なら入れるべきだと判断します。(AFネメシスまみれになったら抜いたほうが良い)
 疾走を持っていないため即時でダメージを与えられず、AFに対してはプレイができないため0マナになっても手札で腐ります。(その時はイザベルで流さざるを得ない。)

 ただしAF以外のデッキに対しては0マナ1ドロー1スペブが可能で、さらにスタッツが2/3もあるため序盤このカードは処理され辛いです。複数展開すれば、次のターンまで生き残ることもしばしば。
 流石に強い。水晶は奥深いんやなって。
AF以外には最強


③マイザー+マーシャルゴーレム
 今の環境は盤面展開系デッキが多い事、イザベルで不必要な時に流せるようになった事、以上の理由により上記2枚を入しています。

 マイザーは対象を選択しないと使えないスペルを生成するので腐りやすく、また即座にスペルブーストできず、スペルを生成しすぎて手札が溢れかえることもあり、中々弱点が目立つカードです。

 ですが圧倒的不利な盤面から0マナ処理札を打ちこみ盤面をひっくり返すその効果は、強力と言わざるを得ません。そしてスペルを打ち込みながらブーストを進めるのも非常に強力。

 疾走ウィッチの負け筋は、疾走札を処理札に使わされることです。イザベルだけでは間に合わない中級サイズのフォロワーは、このカードをうまく活用して処分しましょう。


 マーシャルゴーレムは単体ではちょっと弱いですが、1スペブを進めながら1打点上乗せし、マイザーの効果起動に一躍買うことからフル投入です。


 繰り返しになりますが、イザベルで流せるので完全に腐ることはだいぶ無くなったことも大きいですね。
盤面処理用+打点


③マナリアの知識
 1枚で2種のスペルを生成できるカードで非常に優秀ですが、若干パワー不足なので3枚は要らないと思います。入れても2枚までかなあ?
3枚は多分要らない


3)不採用カード
 疾走ウィッチは採用候補カードがまあまああるので、採用しなかったカードを考えることも重要です。
 候補カードは以下のようになります。イザベルが入る関係上、ニュートラルフォロワーは対象外。
d
採用候補

①エンジェルスナイプ
 イザベルの7種類スペル達成のためにピン刺しをしていたこともあったのですが、1マナ1点火力以上の働きが見込めないのはちょっとパワー不足かなと。
 別に7種達成を無理に目指さなくても、このデッキは20点を容易に刈り取れるだけのパワーがあると思います。

②マジカルリス
 疾走ウィッチだし、スタッツを持った1ドロー1スペブは強いかな?と思って採用しましたが・・・パワー不足感が否めません
 イザベルの餌になることがほとんどで、餌のためのカード入れるとかアンリミやる気ある?となったので不採用。

③虹の輝き
 このカードは相手の動きを阻害しながら1ドローできる、ウィッチカードの中でも相当強い部類に入ります。
 ただし2マナ以下のカードを対象に取らないといけないため、結構な確率で手札で腐ります。ランダムバウンスやったら光の速さでデッキに入れたのに・・・。
 環境に骸の王などの、2マナ以下で強烈な効果を持つアミュレットデッキが流行れば3枚投入したら良いと思います。それまではお留守番。
対象を取らないようにならないかな・・・


④カオスウィザード
 2ドローできるのは非常に強いのですが、このカードに進化を振る暇があったら、疾走系カードに振ったほうが強いこと。ドローしすぎて手札が溢れ、マイザーが生成するスペルが燃えてしまうことが非常に多かったこと。
 以上の理由により不採用です。手札枯渇が嫌な人は入れても良いのでは?



⑤炎の悪撃
 今回のサンプルは大型フォロワーに弱いため、確定除去が入るとすればこのカードを入れます。
 ただこのカードを入れざるを得ない環境なら、超越を使った方が良い気もします。



4)マリガン
 今のアンリミ環境は、マリガンで勝率が体感2割程度変わると思っています。


●基本
 キープ:2マナスペル1枚、スペルブーストカード1枚
 ※通常スペル:スペブカード=1:2or2:1がベスト。


●VS ウィッチミラー(超越、疾走関係なし)
 考え方:先に相手の首を切ることが重要。遅れたらこっちが死ぬ
 ※先攻後攻はあまり考えなくて良い。マイザーは緊急時以外必要なし。
e
疾走系カードの優先度UP


●VS AFネメシス
 考え方:3ターン目シオンだけは何としても避けるイザベルが頼みの綱。盤面にフォロワーを出しすぎず、2ターンキルを目指す。
 ※マイザーはまあまあ使えるが、キープするほどではない。
e
イザベル大事


●VS 自傷ヴァンプ
 考え方:3~4ターン目を凌いでしまえば勝てるので、全力でイザベルを引きに行く
 ※マイザーは先攻だと不必要。進化を切らないと話にならないため。
e
イザベルが引けないと死ぞ


●VS ラストワードネクロ
 考え方:序盤に骸の王を出されると死ぬ。序盤は自傷ヴァンプと同じように除去を中心に。回復が多いので、1ターンあたりのダメージを多くする意識で。
e
自傷ヴほどはイザベル頼りではないが、あったら1枚はキープする


●VS エルフ全般
 考え方:リノコンボでワンキルを狙ってくるので、マイザーは不必要。早期決着を目指す。
e
疾走を使って一気にキルする

●VS 教会ビショップ
 考え方:最近はセリーナが入っていないことが多いため、こちらの展開に対して浄化の鉄槌くらいしかまともな除去が無い。よってフォロワー展開を意識し、除去を枯らせる。打点を一点集中させるより、振り分ける方が良い。
e
フォロワー展開を意識


●VS ロイヤル
 考え方:撤退ロイヤルと横展開系ロイヤルがいる。デッキタイプが全く違うのでどっちを意識するかは自分のカンを頼りにするしかない。
 ・撤退の場合のキープ:ウィッチミラーと同じ
 ・横展開の場合のキープ:機械ネクロと同じ


●VS ディスカードドラゴン
 盤面処理が異常に強いので、フォロワー展開は無意味。進化ターンまで動きがめちゃくちゃ鈍いので、さっさとキルするべし。
 キープ:ウィッチミラーと同じ


5)終わりに
 疾走ウィッチは、長年問題だった腐りやすいカードをリサイクルする術を持ちました。しばらくは最強デッキとして君臨すると思います。イザベルナーフだけは回避して欲しいなあ・・・。
 なお超越にイザベルを入れる場合、クオンを最低1枚は入れてください。でないと打点が足りないです。

 では本日は以上です。ありがとうございました。




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