BOS環境で色々書いていたのですが,今季もマリガンについて語っていこうと思います。
※中編です。
※今回は、具体的にデッキを見ていきたいと思います
※今回は具体例ですので、他のデッキになると、マリガンの基準は変化します。お間違えの無いようにお願いします。
※今回は、ゲームプランについては省略します。またの機会に書きますね。

4)デッキの特徴を把握する
1)大まかな話
構築はもちろんのこと、2Pickでもデッキをしっかりと理解することが大切です。デッキを把握していないと、マリガン以前の問題になってしまいますね。
で、デッキを確認するときに、以下のような部分をよく確認します。
-----------------------------------------------------
・マナカーブ(特に2~4コストについて)
・進化あり&無し盤面干渉カード(特に多面処理とAOE)
・リソース回復カード&エンハンス持ちカード
・勝ち筋になるカード
・横展開カード
-----------------------------------------------------
以上です。これはあくまで大雑把な基準ですので、「ふーん」くらいに思っていただけますとありがたいです。
本日は、特にネクロマンサーを例に見ていきます。
2)クラスの特徴を、大まかに把握しておく
Pickを始める前に、各クラスの特徴を把握することは大切です。「クラスの有利不利を把握しておけば、注目すべきポイントがわかる」からです。Pickの方針にもなりますね。
ネクロマンサーであれば、このようになります。

【ネクロマンサークラスの特徴】
●有利な点
・確定除去を含む、除去スペルが多い
・進化なし盤面干渉カードも多い。(オルトロス、マミーが強い)
・進化あり他面処理カードがある。(イビルコフィン)
・強いエンハンスカードが豊富。

●不利な点
・特定のカードに対する依存度が高い。
・リソース回復カードが少なく、手札切れが多発する。
・進化権が切れると、レジェンド枠のカードを使っても多面処理がかなり困難。


●マリガンをするとき、特に注目するデッキのポイント
・2~4コストカードの数(と、リアニメイト2のカードの数)
・リソース回復カード&エンハンスカード
・進化干渉カード
・スカルリング、イビルコフィン、黄金の棺、邪魂の流出、ケルベロスなどの強カード

他にも色々ありますが、主に注目するのは以上です。では参ります。
デッキからカードを引く人のイラスト

5)実際のデッキ特徴把握と、マリガンの基準
図のデッキをサンプルとして見ていきます
a

●先にキープ価値が高いカードを提示します
2コストフォロワー(特にゴブリンファイター)
リソース回復カード(特にゴブリンファイターとゴブリンエンペラー)
パワーカード(特に黄金の棺、スカルリング)
・(2コスがある場合)リアニメイト2関連カード
※エンハンス系カードは、デッキに戻すべきだと思います。
a
これらのカードは,特に価値が高いです。

次に行きます。

①2~4コストカードの数(と、リアニメイト2のカードの数)
●言いたいこと
・2ターン目に出したいカードは実質3枚のみで、引くことはできない可能性が高い。ただし、マリガンで拾いに行く価値は高い
・2コストカードが手元にある場合、リアニメイト2のカードの価値が上がる。
ゴブリンエンペラーは、キープすべき。
イビルコフィンは、後攻の場合、キープする価値が高まる。

●解説
マナカーブを見ると、2コストカードは7枚あります。ただし2ターン目に出したいカードは、「ハッピーピッグ」「ゴブリンファイター」「陰鬱な死霊術師」の3枚しかありません。レディ・グレイを含めても4枚と、最低基準の5枚を下回っているので、引けない前提で立ち回るべきでしょう。
ただし「スカルリング」等のリアニメイト2のカードが4枚も存在しているため、2コストフォロワーの価値はかなり高いと言っていいでしょう。
つまり【引くことはできない可能性が高いが、フルマリガンで探しに行くくらいの価値がある】と言えます。

※3コストカードについては、「ゴブリンエンペラー」は優先すべきであると考えられます。2コストカードがあれば、「スカルリング」も優先すべきであると考えられます。その他のカードは3ターン目にとりわけ必要ないので、マナ外しを重要視しない限り、返すべきでしょう。
※4コストカードについては、後攻の場合「イビルコフィン」をキープ対象に入れるべきでしょう。「オルトロス」はネクロマンスが4ターン目に溜まっていない可能性が高い+後半に使ったほうが強いので、返すべきだと判断します。
②リソース回復カード&エンハンスカード
●言いたいこと
・「ゴブリンファイター」と「ゴブリンエンペラー」は、マリガンで拾いに行く価値がある。
・「黄金の棺」は、初手のマナが整っていれば、キープor探しに行っても良い。
・その他のカード、特にエンハンスカードは、デッキに戻すべし。

●解説
ネクロマンサーは手札切れが多発するので、トークン生成カードやドローカードが重要になります。またエンハンスカードも手札切れを緩和することができるので、数を数えます。ただしキープ価値は低く,戻すことが非常に多いですね。(また別記事で解説します。)
この枠に入るカードは、以下のようになります。(弱いカードは枠に含みません)
-----------------------------------------------------
ドロー   ・・・ソウルコンバージョン、カローン
トークン生成・・・ゴブリンファイター、ゴブリンエンペラー、最果ての骸
エンハンス ・・・黄金の棺、フラン、沈黙の信者、巨大腕のスケルトン、マウントオーガ、斧使い(、霊魂再生)
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以上です。
この中で特に優先すべきカードは、「ゴブリンエンペラー」でほぼ間違いないでしょう。このカードはキープすべきですし、マリガンで探しに行く価値があると考えられます。
黄金の棺」は5コストカードとして見ます。特に初手で2と3コストカードがあれば、キープしても問題ないと私は考えます。
その他のカードは、あまりキープする価値が無いと判断します。特にエンハンス6以上のカードは、デッキに戻すべきでしょう。(高コストなカードなどは、キープすると事故ります。ソルコンも一枚しかないですが、序盤に使うと盤面が弱くなるので、素引きを期待して戻します。)


③進化する価値があるカード
●言いたいこと
・後攻の場合,イビルコフィンとレディグレイをキープしても良い。
・カローンは,キープするかどうか微妙なライン。

●解説
進化権は2~3しかないため、その振り先を把握することは重要です。今回のデッキだと、以下のようになります。
-----------------------------------------------------
2コスト・・・レディグレイ
4コスト・・・イビルコフィン
6コスト・・・カローン、ケリドウェン
-----------------------------------------------------
以上です。
この中で特にキープすべきなのは、「イビルコフィン」であると判断できます。「レディグレイ」も、手札状況が良ければキープしていいかもしれません。ケリドウェンは返していいと判断します。
「カローン」はかなり微妙なラインです。私は返すかな・・・と現在考えています。(今回このカードについて触れていませんが,5コストカードは数えたほうが良いですね。)



④スカルリング、イビルコフィン、黄金の棺、邪魂の流出、ケルベロスなどの強カード
●言いたいこと
・強カードを引き込んでおけば、確実にプレイが可能になる。
・今回は「スカルリング」「黄金の棺」と「イビルコフィン」が対象になる。

●解説
今期の2Pickはドローカードが少ないため、初手で強いカードをキープすることも視野に入れます。このデッキであれば、以下のようになります。
-----------------------------------------------------
3コスト・・・スカルリング、フラン(7コストで使いたい)
4コスト・・・イビルコフィン、オルトロス
5コスト・・・エンハンス黄金の棺、
7コスト・・・最果ての骸
8コスト・・・エンハンス巨腕のスケルトン、邪魂の流出、
-----------------------------------------------------
以上です。
この中だと「スカルリング」はキープして良いカードかもしれませんが、今回のデッキは2コストカードが少ないので、戻すこともありかもしれません。(私は若干キープ寄り。)
イビルコフィン」と「黄金の棺」も、2コストカードが引ければキープしてもいいと考えられます。
その他のカードは、デッキに戻したほうがいいと私は考えます。高コストカードキープは事故確率が高まりますし、エンハンスカードは後で使ったほうが強いからです。

⑤その他のキープ対象カードについて(①~④よりは、キープ価値が低め)
・天使の泉(デッキ圧縮目的)
・財宝の地図(今期のネクロマンサーは、財宝から出るカードを強く使えるため)

次に行きます。

6)実際にマリガンしてみた
プラクティスで似たようなデッキを作り,実際にマリガンしてみました。
4つ上げます。(今回は,対面を無視します。)
例1)
a
確定行動・・・天使の泉以外は,デッキに戻す。
諸説行動・・・天使の泉をデッキに戻す。

【コメント】
先攻なので,イビルコフィンデッキに戻します。後攻ならキープしてもいいでしょう。
天使の泉は,3コストカードが手札にないときに,1ターン目に出すと強く使えるカードです。2コストカードを引き込む力は無いので,戻しても良いかもな・・・と考えてもいいでしょう。
もしくは単純にデッキ圧縮要員として1ターン目に出したいのであれば,キープすべきかもしれません。これは好みの問題かもしれませんね。

b
確定行動・・・霊魂再生をデッキに戻す。
諸説行動・・・騎兵をキープする。

【コメント】
このデッキは2コストが重要なので,必ず「陰鬱」をキープします。そしてその陰鬱が「葬送」効果持ちなので,その対象をキープする意味で,騎兵をキープしても良いかもしれません。
霊魂再生は,デッキに戻すことをおすすめします。

c
確定行動・・・全マリガン。
諸説行動・・・特に無し。

【コメント】
邪魂は重たいので,私は返します。マウントオーガも別に3で必ず使いたいカードでも無いので,戻します。カタリナは言わずもがな。
邪魂キープもありだとは思いますが,まあ大抵事故りますね(^q^)

e
確定行動・・・全マリガン。
諸説行動・・・特に無し。

【コメント】
これも難しいですが,私は全部返します。特にフランは,エンハンスで使いたいですね。

以上です。

7)終わりに
part3まで続きました本シリーズ、いかがでしたでしょうか?正直最後めっちゃくちゃ細かい話になってしまったと思います。ですが言いたいことは言えたので、私は満足です。
ただし本番でここまで考えろ、というのは難しいと思います。事前にどのカードに注目すべきなのか決めておくと、ちょっとは楽に考えられるかな・・・と思いますね。
今後もこのような記事を、コラム的に上げられればいいなと思います。それでは次の記事でお会いしましょう。



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